親が高齢になってくると、
頭に入れていかないといけないのがお葬式です。
親が亡くなったら誰がお葬式を仕切りますか?
子である自分しかいません。
長男長女が必ず喪主をしてくれるとは限りません。
次女だから大丈夫、次男だから長男に任せていけばいい!なんて通用しません。
お葬式について考えるなんて縁起が悪い!とか
そんな話、親に切り出すことなんてできない。と思われるかもしれませんが
親のお葬式について準備しておくことはとっても大事なことなんです◎
お葬式の準備何を優先して決める?
「お葬式の準備」と言われて頭の中に何が思い浮かびましたか?
場所ってどこがいいんだろう?
葬儀会社は?
どれぐらいの規模のお葬式にしよう?
費用は100万以内で抑えたいな。
一気にいろんなことが頭によぎると思います。
でも一体何を優先して決めたらいいかわからない~~~!
というのが本音だと思います。
優先順位はこの順番がスムーズです。
- 喪主を決める
- 参列人数を決める
- お葬式の規模を決める
- 葬儀社、葬儀会場、費用を決める
ではここからは具体的にどのように決めて行けばいいかを解説していきます。
お葬式の準備①喪主は誰がする?
さて、喪主はもう決まっていますか?
きっとこの記事を読んでくださっているということはあなたが喪主だと思います。
が、念のため、喪主の決め方を載せておきます。
喪主はこんな順番で決まります。
配偶者>長男>次男>長女>次女
でも必ずしもこの順番で決めないといけないかというと決してそうではありません。
もしも父が「妻は身体が弱いから長男に喪主をしてほしい」とお願いされたら、長男が喪主をするのもOKです。
お葬式の準備②参列人数を決める
お葬式の参列人数を決めることも今すぐできますよね。
親戚、友人、仕事関係、、、
とにかく親しかったり面識のある方の名前をピックアップしてください。
どこまで呼べばわからない場合はこちらの記事を参考にすると決めやすいと思います。
名前を挙げていくと、「あら、この人の連絡先知らないわ!」なんて気づきもあるので
亡くなった当日、スムーズに連絡できるよう、連絡リストも一緒に作っておくと便利です。
お葬式の準備③お葬式の規模を決める
喪主と参列人数が決まったら
ここからは喪主のあなたがどんなお葬式にするかを決めていきましょう。
参列人数は30名を超えましたか?
それとも30名以内でおさまりそうですか?
実は参列人数でお葬式の規模が決まります。
→30名以上なら一般葬
30名以上なら一般的なお葬式になります。
参列できる人数に余裕があるため、慣れ親しんだ親戚、友人など、最期のお別れの時間をたっぷりとることができます。
→43名以下なら家族葬
30名以下である場合は家族葬で対応できることがあります。
葬儀社や会場に椅子が並べられるスペースがあれば、2~3名オーバーしても対応してくれますが
40名以上になると家族葬として取り扱ってくれないところもあります。
家族葬は一般的なお葬式よりも規模が小さくなるため、お葬式費用が抑えられる可能性があります。
お葬式の準備④葬儀社、葬儀会場、費用を決める
ここからは葬儀社、会場、費用を決めていきます。
葬儀社の決め方には2つの方法があります。
■近所の葬儀社を検索する
■葬儀サービスを利用する
私がおすすめするのは「葬儀サービスを利用すること」です。
ネットで近所の葬儀場を検索するのもいいんですが、やってみたらわかります。
とにかく比較しにくい!!
A社とB社、どちらも50万のプランでも
A社には火葬料金が含まれているのに
B社は別料金だった!
とかこんなことが起こるわけです。
結局B社で追加料金が発生して高くついた!なんてこともあるのです。
霊柩車から、お花の値段、お棺の値段まで葬儀社によって値段がバラバラです。
相場がわからずに迷ってしまうことも目に見えています。
そんなややこしいことに頭を悩ませるぐらいなら
葬儀サービスを利用したほうがいいです。
葬儀サービスは適正価格でお葬式プランを用意してくれているところです。
葬儀サービスのメリットは
■お葬式の相場がわかる
■お葬式に最低限必要なものが一目でわかる
要するに「お葬式の基準」がわかるんですね。
基準がわかっていれば、お葬式プランや内容を決めていくときに困ることはありません。
葬儀サービスで有名なところで言えば「小さなお葬式」があります。
公式HPにもプランや費用が詳しくかいてあるので参考になると思います。
でもネットで見ると、画面を戻ったり進んだりとちょっと面倒臭いんですよね。
だから手元に資料を送ってもらいました!
ネットで見るよりも紙のほうが断然見やすいです。
お葬式のことはわからないことばっかりで正直面倒臭くなってたんですが
手元に資料を送ってもらったことで、どんなお葬式プランにすればいいかが絞れました。
お葬式の教科書みたいな感じですね。
別に資料を送ってもらったからといって
「小さなお葬式」と契約する必要はありません。
お葬式準備をする上での参考資料として取り寄せるのがいいと思います◎
私が実際に取り寄せた資料については
こちらに写真付きでまとめています。
お葬式の準備するメリットとは?
💡 親の意向を確認できる
💡 亡くなった当日、スムーズに対応できる
💡 お金でもめない
💡 葬儀会社にぼったくられることがない
話し合って準備しておくことで、きれいな形で親を見送ることができます。
準備しておかないとこんなトラブルに合うかもしれません。
本当にあった!お葬式トラブル
お葬式は大きくお金が動くところです。
親への気持ちが強くでてしまうため、お葬式の物事を決めるときにはつい財布の紐がゆるんで最終的にかなり高額になってしまうこともあるんですね。
お葬式当日に追加されるプランなんかもあるので
事前にしっかり決めておかないとお葬式トラブルになるかもしれません。
ここでは本当にあったお葬式トラブルを紹介します。
お葬式トラブル①
母の遺体の搬送をしてもらったら不当に高い料金を請求された
「お葬式」にかかるお金は式だけではありません。
遺体を搬送するのにもお金がかかるんですね、
距離によって価格が大きく上がることがあります。
自宅から葬儀場が遠い場合など、搬送する距離が長くなる場合は注意が必要です!
お葬式トラブル②
事前打ち合わせには入っていなかった項目の料金を請求された
打ち合わせで入ってなかった項目が急に追加されていたら気分悪いですよね。
こんなトラブルを防ぐためにも見積書をもらっておくことが重要です。
お葬式トラブル③
高齢の母が、自身の死後の葬儀を業者に依頼して15万円程を支払ったらしいが、その会社がもうない
葬儀会社がなくなるって最も怖いことですね。
名前の通っていない、異常に安い、先に振り込みを求めてくる。
こんな葬儀会社には注意です。
こんなトラブルに巻き込まれないためにも
ある程度お葬式の知識をもっておくことはすごく大事なことです。
お葬式の準備の第一歩!資料請求はしておこう
いざお葬式の準備をはじめよう!と思っても
何から手をつけたらいいかわからないですよね。
私も近所の葬儀場を調べてはみたんですが、
葬儀場によってプランも違う、費用も違う。
結局どこがいいのかわからないし、準備がだんだん面倒くさくなってきました。
そこで提案です!
お葬式に関する資料請求をしておくことです。
小さなお葬式に資料を申し込むと、葬儀のわかりやすいプランと価格が載ったパンフレットを送ってもらえます。
さらに近所の葬儀社を10社提案してもらえます。
各葬儀場MAPまで印刷してくれるので自分でわざわざ調べる手間が省けます。
私もこれでだいぶん、お葬式のことが理解できたし、
準備をすすめる一歩になりました。
他にも資料請求しておいてよかった点はこちらです。
🙂 冊子で届くので目で見てわかりやすかった(ネットは面倒くさい)
🙂 冊子はみんなで見やすいし相談しやすかった
🙂 エンディングノートで必要事項を確認できた
🙂 お葬式のあとに行われる四十九日なども資料があったので自分で調べる必要がなかった
🙂 割引があった
資料請求は無料です!
セールスの電話や郵便物などは一切ないので安心してください◎
特に役に立ったエンディングノート!
資料請求した私が特に役に立ったと思ったのはエンディングノートです。
- 親が亡くなる前に準備しておかないといけないこと
- もしも亡くなったどんな段取りで動けばいいか
- どんなプランのお葬式があるか
を事前に知ることができるからです。
具体的には
→親の貯金、ローンや借金、資産、保険などのお金関係
→家族、親族、友人知人など交友関係
→延命処置や余命告知を希望するかなど
絶対に確認しておくべき内容が確認できます。
親が亡くなってからもめることといったらお金です。
亡くなる前からお金の話なんていやらしいと思うかもしれませんが
後々もめないためにも絶対に話し合っておくべきです。
なかなか切り出しにくい話ですがエンディングノートがあることで話し合うきっかけになります。
資料請求はお葬式のことを詳しく知る資料の一つとして、
気軽に取り寄せてみるのがいいと思います。
資料を請求したからといって、その葬儀社を利用しないといけないというお約束もありません◎
「お葬式ってこんな形式があってこんな流れでするんだな~」ということがわかるだけでもお葬式の準備が進めやすくなりますよ。