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互助会葬儀のメリットデメリットを元葬祭ディレクターに聞いた結果 | 親が亡くなる前にお葬式の準備はじめよう

互助会葬儀のメリットデメリットを元葬祭ディレクターに聞いた結果

 

「互助会で葬儀にはどんなメリットやデメリットがあるの?」

互助会加入の案内を見た人なら誰もが一度は考えることだと思います。

互助会に入って損しないためにも、費用や対応面でどれだけお得なのか知っておきたいですよね。

この記事では実際に互助会の葬儀場でお勤めの経験がある葬祭ディレクターの男性に

・互助会葬儀のメリット・デメリット
・互助会は本当におすすめできるのか

を聞いてみました!

互助会で葬儀を執り行うメリット

互助会は昭和20年代に誕生し昭和40年代にシステムが整備され世間に広く認知されていきました。

昔はお葬式を上げるにあたり費用が掛かるのは当たり前、亡くなった人のために立派に送り出してあげないといけないと思いがありました。

戦後の時代、物品も少なく互いに助け合う精神のもと互助会は普及していきました。

それでは互助会のメリットとはどういうところにあるのか見ていきましょう。

①高い葬儀費用が会員価格になる。
②持ち出し金が抑えられる。
③充実した施設(会館)を利用することが出来る。

①高い葬儀費用が会員価格になる。

毎月の掛け金を互助会会社に納める(=会員)ことで、葬儀社が用意するお葬式のプランが一般価格ではなく会員価格として利用することができます。

返礼品や料理、貸衣装なども葬儀社によっては会員価格が設定されている場合もあります。

②持ち出し金が抑えられる。

毎月の掛け金を前受金として納めているため、その前受金をお葬式費用の一部に充てることが出来ます。

複数口の互助会加入により葬儀だけでなく返礼品や料理などの出費にも充てることが出来ます。※互助会会社によっては制限があります。

③充実した施設(会館)を利用することが出来る。

互助会会社の持っている施設はとても利便性が良く、式場や返礼品を用意する場所、料理を提供する清め所などお葬式の規模に合わせて選択すること出来、お葬式を行うには最適な場所となっています。

家族が宿泊することが出来る専用の部屋も用意されていることが多く、通夜の後に故人とのお別れの時間をゆっくりと快適に過ごすことが出来ます。

互助会で葬儀を執り行うデメリット

平成を経て令和の時代に入り消費者のニーズも簡素化して小規模なお葬式(=家族葬)が好まれるようになりました。

互助会はそのニーズに対応しきれていない昔のスタイルのままきてしまっている、そのように感じます。

それでは互助会のデメリットはどんなことがあるのか見ていきましょう。

❶葬儀社・プランを自由に選べない。
❷持ち出し金が思った以上に掛かる。
❸互助会会社の破綻の可能性がある。

❶葬儀社・プランを自由に選べない。

葬儀社は事前に決まっていることになります。加入していた互助会会社にお葬式を依頼して初めて前受金とサービスを利用することが出来ます。

互助会のプランは互助会会社によっていくつか用意されています。しかしコース内容はしっかりとしたお葬式をあげる前提の内容となっています。火葬のみ行うなどの簡素なお葬式はコースになく、この場合は会員としてのサービス(会員価格)が受けられない。※前受金は利用できることがあるので葬儀社と要相談。

❷持ち出し金が思った以上に掛かる。

互助会のコースにはお葬式に必要な物品が全て含まれている訳ではなく、お葬式を上げる場所や内容に応じて必要な物品を追加する必要があります。

お葬式の物品にはグレードがあり、互助会のコースには基本的にグレードを抑えたものが揃えられています。コースに含まれている内容から変更する際には追加料金がかかります。

料理や返礼品といった接待費用、お布施などの寺院にかかる費用、火葬場で掛かる費用などはもちろんコースには含まれておりません。

これらのようなコースには含まれていない追加で掛かる費用を消費者側が理解していないケースが多く見受けられます。

❸互助会会社の破綻の可能性がある。

何年、何十年先にあるか分からないお葬式のために互助会に加入をします。いざお葬式を迎えた時には互助会会社が倒産していることも考えられます。この場合、前受金の1/2は必ず返ってきます。もしくは加入していた互助会のグループに移籍をするかの選択になります。

すでに互助会に加入している場合は自分が加入しているコースの約款をよく確認してみましょう。これから加入を検討する方は互助会会社が倒産した時いくら保証されるのかをよく確認しましょう。

互助会葬儀でトラブルが起こることもあり

互助会のシステムは良く理解して加入をしていないといざお葬式を迎えた時にこんなはずでは無かったと思うことも。

実際にあなたにも起こりうるトラブルにはどんなものがあるのか見ていきましょう。

・思った以上に葬儀費用が掛かった。

・一回のお葬式で利用する互助会に制限がある。

・返礼品や料理などもコースに含まれていると思った。

・前受金でお葬式の費用を全てまかなえると思っていた。

主に費用に関してのトラブルが多く見受けられます。

これは互助会が謳っているお葬式一式〇〇円コースに、消費者側が考えるお葬式に関わる費用が全て含まれていると勘違いされやすいからです。

 

互助会葬儀場で勤めていた葬祭ディレクターに互助会の裏側をきいてみた

互助会葬儀は葬儀費用が安くなるのがメリットですが、もしかしてその分物品のランクを下げられていたり、私たちの知らないところでうまく帳尻を合わせているのでは?

ふとこんなことを思ったわけです。

そこで互助会葬儀社に勤めていた10年以上勤めていた葬祭ディレクターに本当のところを聞いてみました!

互助会は通常で利用するよりも安いですが、その分物品のランクを下げていたりしているのでは?
(安いと見せかけて実はそれなりのプランなのではないか?)

確かに24万円コースや36万円コースなど低い金額のコースには祭壇、棺、霊柩車、骨壷など高いグレードの物品は含まれていないことが多いです。

互助会は何口でも買える割に実際に利用する際には口数に制限があるし葬儀屋側に有利なだけなのでは?

確かに葬儀社に有利なシステムではあると思います。

互助会のメリットを整理しておきましょう。

互助会加入者にとってのメリット…会員価格で利用できる
葬儀社にとってのメリット…事前に顧客を獲得できる

どちらにもメリットがあるのですが最終的にはお葬式の基本コース料金だけではお葬式費用が収まらず、いざ葬儀を迎えたときは飲食接待代やお布施代などは互助会でおさめた金額とは別にお金が必要です。

よって葬儀社が有利なシステムではあると思います。

 

互助会加入者と通常の利用者とでは待遇に違いがあったりするの?

基本的にはありません。しかしお葬式後に再度互助会加入の話を匂わせておくとちょっとぐらいはサービスがあるかもしれないですね。
具体的には担当者ができる範囲で会場の使用料半額にしますと言った金額面でのサービスであったり、より親身に家族のサポートしたりです。
(もちろん葬儀社や担当者によるので参考程度にしてください。)

互助会の葬儀と通常葬儀の費用を比較

互助会に加入しておくと会員価格のお葬式になります。

互助会の葬儀社でお葬式を検討しているなら互助会に加入(会員)しておく方が断然お得です。

しかし互助会葬儀と通常葬儀とではどれぐらい金額に差があるのか気になるところですよね。

では会員価格と一般価格は一体どのくらいの差があるのか互助会大手の2社(A社・B社)の一般価格と会員価格を比較してみよう。

A社の場合

24万円コースの内容

寝台車 祭壇用供物 手続き ドライアイス
写真 寺院控室 枕飾り 生花
親族控室・食事室 お棺 音響設備 駐車場・警備料
奉仕 骨箱セット 法事席料 祭壇
式進行

コースに含まれている内容を24万円(会員価格)で提供してくれます。
上記と同じ内容を互助会に加入せずに行うといくらになるのか明確な金額はパンフレットに載っておらず、葬儀社に直接確認してみても明確には教えていただけませんでした。

会員になることで一体いくらお得になったのか分からない状態です。

上記以外に必ず必要なお葬式の項目は会館の使用料と司会者の手配とのことでした。

 

B社の場合

36万円コースの内容

寝台車 祭壇用供物 手続き ドライアイス
写真 寺院控室 枕飾り 生花
親族控室・食事室 お棺 音響設備 駐車場・警備料
奉仕 骨箱セット 法事席料 祭壇
式進行 後飾り祭壇 会葬礼状  故人名看板

コースに含まれている内容を36万円(会員価格)で提供してくれます。
上記と同じ内容を互助会に加入せずに行うと60万円になります。

よって会員になることで40%の割引(24万円の得)になります。

上記以外に必ず必要になってくる項目は会館の使用料と親族控室料のことでした。

 

こんなふうに葬儀社によって金額非公開の葬儀社もあります。
損しないためにも互助会に加入する際はどれぐらい実際に安くなるのかをきちんと確認しておいたほうがいいです。

 

元互助会葬儀社に勤めていた葬祭ディレクターに聞いてみた!互助会は本当におすすめ?

おすすめしません。

 

互助会にはメリット・デメリットが存在しますが、現代のニーズから見るとデメリットの方が大きく消費者側が損をしてしまうケースが大きいからです。また、互助会での葬儀は想像以上の出費があったりと主に費用に関してのトラブルも多く見受けられます。

もちろん必ず損をするという訳ではありません。それなりの費用で立派にお葬式をあげたいという方には互助会のお葬式をおすすめします。

しかし互助会には

・解約したくてもなかなか取り合ってくれない
・解約金が高すぎる

こういったトラブルも多いため、互助会に加入する際には

“自分の考えるお葬式が互助会のお葬式とマッチしているのかどうか”

ここをしっかり考えたほうがいいです。

もしも互助会に抵抗がある場合は最近話題の格安葬儀サービスを利用してみるのも一つの方法です。